エコによしスタイル研究会 レポート
イベントレポート「よし博2009」
エコによしスタイル研究会の活動の一環として、また地域でできるカーボンニュートラルな社会づくりのイベントとして実施された「よし博2009」。開催地となった滋賀県安土町には、2月14日、15日の両日合わせて約700人の方が来場、参加されました。
安土町には、琵琶湖最大の内湖である西の湖があり、ここにはヨシ原が広がっています。この西の湖は2008年10月ラムサール条約に登録された、水鳥の貴重な生息地であり、安土町の環境を支える重要な生態系の要です。

ヨシは成長が早く、二酸化炭素を効率的に吸収すると同時に水の浄化能力にも優れているので、カーボンニュートラルの実現をはじめ、さまざまな環境課題を解決する植物として注目されています。
ヨシは、毎年春に発芽し冬には枯れるのですが、新芽が出る3月までに刈り取ってしまわないと、新芽の育ちが悪くなります。そのため枯れた後の短い期間に刈り取る必要があるため、地元では3年前からボランティアを募って実施してきました。
今年はよし博2009の参加イベントとして実施。参加された方には、よし博の会場内で利用のできるエコポイント「よし」を進呈。1よしは100円に相当し、会場や参加店での買い物、各種イベントに使えるもので、ヨシを使った緑うどん、ヨシジェラートやヨシだんご、ヨシ茶といった、いろいろなヨシ食品お土産品の購入をはじめ、イベントでの乗馬やレンタル自転車などの利用にも使えるようになっていました。
期間中は売上にも大きく貢献し、温暖化防止や水質浄化に役立つだけでなく、地域の経済・流通を活性化させる役割も実現しました。


「環境と経済の共存」をテーマとした「エコにヨシスタイル研究会」では、今回のよし博の成果をもとに、よしを活用したカーボンニュートラルな地域社会づくりを進めていこうとしています。またよしは琵琶湖周辺だけでなく、各地の湖岸や河岸で育つ植物なので、今後、他の自治体や地域にもこの試みが広がっていくことを望んでいます。



